菰野町市街から国道477号線鈴鹿スカイラインに入り、滋賀県方面へ向かう。 蒼滝トンネル・御在所山の家・鎌ヶ嶽登山口・百間滝橋と通り過ぎ、ヘアピンカーブを二回曲がれば、大滝のある西多古知谷(にしたこちだに)である。 スカイラインから見上げると、目指す大滝が盛んに落ちているのが見える。 車を停め、左岸から山に入る。 入り口付近はヤブが茂っているが、そこを過ぎれば後は踏み跡がある。 樹幹から小滝の美しい流れ(左写真)を楽しみつつ、十数分歩くと、あっけなく大滝に到着した。 落差50mの素晴らしい大瀑である。 雨中・雨後以外はほとんど水が流れていないとの話であったが、昨日まで降り続いた雨の為、水量も申し分ない。 余り知られていない滝ではあるが、水量の多いときを狙えば、蒼滝や百間滝を凌ぐその姿に、満足すること請け合いである。 |