菰野町を流れる三滝川の名前は、この川が三つの滝の流れからできていることに由来すると言われる。
その三つの滝とは、蒼滝、潜戸の滝、百間滝である。 まず観光地として名高いと言う蒼(あお)滝に向かう。 松阪から国道23号線を北上し、津市に入る。 中瀬信号交差点で左折し、国道306号を走る。 菰野町に入ったところで、湯の山温泉の看板に従って国道477号へ左折、次のY字路も左折して県道577号湯の山温泉線へ入る。 しばらく走って温泉街へ着くと、蒼滝への道しるべが見えた。 道しるべに従って走り、車道終点近くにある駐車場に車を停める。 良く整備された遊歩道を5分ほど歩くと、樹間から蒼滝が見えた。 落差50mの水量の多い滝である。 花崗岩で出来た白くごつごつした岩肌を、大量の水が激しい水しぶきを上げて豪快に落ちている。 滝の迫力もさることながら、二条に分かれて落ちる滝身の美しさもまた、素晴らしい。 三重県北部を代表する名瀑と言っても、過言では無いだろう。 |