蒼滝から県道577号線へ戻り、右折して御在所ロープウエイ方面へ向かう。 土産物屋の「湯の山パーキングセンター」で道を聞くと、そこがちょうど潜戸(くぐりど)の滝へ続く遊歩道の入り口だった。 教えてもらったとおり橋を渡って左に曲がり、東海自然歩道へ入る。 遊歩道入り口の道しるべには「潜戸の滝0.3km」とある。 数分歩くと、薄暗い谷に、三滝川第二の源流である潜戸の滝が落ちているのを見つけた。 狭まった岩と岩(ゴルジュ)の間を落ちる、落差5m程の幅広の段瀑である。 落差こそ小さいが、水量は豊富で、辺りには水けむりがもうもうと立ち込めている。 潜り戸とは茶室の入り口などに使われる、くぐって出入りするように作られた小さな戸のことを言うが、まさに潜り戸のような形をした滝である。 |