関町の滝(3)


清滝観音

松阪から国道23号線を北上し、県庁前信号交差点で左折して県道10号津・関線に入る。清滝観音入口
次のT字路は右に曲がり、あとはそのまま30分ほど走って関町に到着する。
木崎町信号交差点を左折して国道1号線を進み、車線分岐のある沓掛信号交差点を右折して、1号線と並行して走る小道に入る。
小道が再び1号線と合流する地点の手前に、「岩屋十一面観世音菩薩」と書かれた石碑を見つけた。清滝観音
黒い門を開け、境内に入る。
本堂の左側に滝が落ちているのが見える。
本堂に手を合わせ、滝を拝む。
落差7m程の二段になった斜瀑である。
みそぎの滝らしく、滝には筧が取り付けられている。
三重にはみそぎの滝が多く、私の訪れたものだけでも50を優に越えるが、そのほとんどは仏教と神道を混交させた宗教−修験道のものである。
この清滝観音のように、仏教系のみそぎ滝というのは珍しい。
小さな滝ではあるが、雨の後の霧に煙るその姿は、どこか神々しくさえ見えた。
(2004年5月11日)
清滝観音
清滝観音









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