国道260号線を河内不動滝の看板からさらに西に進むと、「朝日滝不動尊4.4km」の看板である。
案内に従って右折し、道なりに走って行く。 木でできた「朝日瀧不動尊」の看板のところで道路の舗装が無くなる。 大した距離でもあるまいと車を降り、歩き出すと、数分で真新しい祠が見えた。 朝日滝を拝む。 落差は30mほど、水量も多い、なかなか見ごたえのある斜瀑である。 しばらく滝のそばで過ごした後、上へ登る道は無いものかとあたりを見回すと、祠の横あたりから斜面へ上れそうなことに気がついた。 登ってみると、かなり荒れてはいたが、杣道(そまみち。林業者の作業道。)らしきものがあり、それは滝の上へと続いていた。 ところどころ道を見失いながら、30分ほどかけて落ち口にたどり着く。 見下ろすと、水流が激しい水しぶきを上げながら、はるか下の滝壷へ落ちていくさまが見て取れた。 |