松阪からサニーロードに入り、南勢町に向かう。 鍛治屋トンネルを抜けて、次の信号交差点「穂原口」を右折する。 神明渕橋を越え、しばらく走ると、右手に2本の細い錆びた鉄柱の立った狭い林道が立っている。 ここが南勢町の赤目滝とも言われる、神地谷(こうじゃ)七つ滝の入口である。
車一台通るのがやっとの、アスファルトの狭い林道を走ると、数分で車止めである。 車を降りて歩き出すと、ほどなく「恋路谷道」の看板が見えた。 ここの七つの滝には、それぞれ男女の恋にちなんだ名前が、付けられているようである。 しばらく歩いて、七つ滝最初の滝・出合い滝に着いた。 落差2mほどの、小さな滝である。 清らかな水の流れが美しい。
出合い滝を過ぎてしばらく歩くと、二つの谷の合流地点がある。 ここに逢瀬滝の看板がある。 二つの小さな滝が一つに合わさり、2mほどの滝となって静かに落ちている。
逢瀬滝から2〜3分歩くと、夫婦滝である。 夫婦滝の名の通り、二つに分かれて落ちる、落差3mほどの美しい滝である。