一の滝から二の滝へ向かう道を探す。 まず滝の右側(左岸)の斜面を登って見るが、高く高く追い上げられるだけで、滝からは離れていってしまった。 一旦降りて今度は滝の左側(右岸)の巨岩を登ってみることにする。 しかしこれも、途中からまったく登れなくなり、結局引き返すことになった。 仕方が無いので巨岩を遠回りして迂回しようとすると、そこに踏み跡を発見した。 難なく巨岩の横を登りきると、そこは一の滝の落ち口である。(一の滝の3枚目の写真) 更に上へ進み、倒木が何本も折り重なっているところを這いつくばって抜けると、二の滝の滝壷近くへと出た。 落差50mの雄大な斜瀑である。 滑らかな一枚岩の上を、水が三日月型の模様を描いて滑り落ちている。 山桜の花びらを浮かべた広い滝壷に目をやると、たくさんのウグイが群れをなして泳いでいた。 |