瑞雲滝から若宮八幡神社の境内に戻り、みそぎ滝へ向かう。![]() 雲出(くもず)川本流にかかる、今でも滝修行の行われている滝である。 雲出川は三重県中部を流れる川であるが、日本神話の舞台となっている出雲と名前が似ていることは、誰でも気の付くところであろう。 神社の方に尋ねてみたところ、やはり両者には関連があるそうで、この雲出川源流部である美杉村川上地区は、日本各地に点在する自然信仰発祥の地であるとのことであった。 その後この神社は自然信仰と密教を混交させた宗教・修験道の霊場として栄え、今日に至っているという訳である。 ![]() 石段を上がって外拝殿を拝み、案内板に導かれるまま坂道を下って、みそぎ滝へと着いた。 滝の前には、はらい滝と同様注連縄が張り巡らされており、厳かな雰囲気がただよっている。 落差10m程の美しい直瀑である。 街での暮らしでは癒されない、心の渇きが、この滝の傍らにいることで満たされるのを感じた。 (2004年6月9日) |