松阪から国道42号線を南下し、3時間程かけて和歌山との県境付近までやって来る。
成川交差点で直進して県道35号紀宝川瀬線に入り、そのまま熊野川左岸沿いを走って県道740号小船紀宝線に入る。 前回の滝見で訪れた松風の滝・和田の滝・飛雪の滝の横を通り過ぎ、紀和町に入ると、程なく立間戸(たちまど)谷の美しい流れが目に入った。 谷をまたぐ橋を通り過ぎ、右岸(谷の左側)の少し離れたところにある登山道の近くに車を停める。 登山道入り口には、「源助滝」と大きく書かれた看板が出ている。 良く踏まれた登山道を進む。 途中で道は右岸から中州に渡り、中州から左岸へと続いている。 昨日まで降り続いた雨で谷は増水しており、普段なら飛び石伝いに渡れる所を、膝まで水に浸かり、強い水流に流されかけながら川を渡る。 巻きテープを頼りに再び右岸へ渡り、しばらく登山道を登ると、源助滝の看板が見えた。 木々の間から、源助滝の上部が見える。 登山道からは余り眺めが良くないので、看板から少し登ったところからヤブこぎに入る。 雑木の間を通り抜け、支流の谷を渡り、20分ほど歩くと、源助滝の前に出た。 落差20m程の、二段になった斜瀑である。 滝壷からは凄まじい水煙がもうもうと上がっていた。 昨日までの雨で増水していることもあって、素晴らしい迫力である。 |