紀宝町の滝(6)


子親の滝

松阪から国道42号線を南下し、2時間半ほどかけて御浜町に入る。子親の滝
新緑橋北信号交差点を右折し、県道739号上市木・市木(T)線を走る。
数分県道739号線を走った後、信号交差点を左に曲がって、県道141号鵜殿熊野線に入る。
紀宝町大里地区に入ったところで右に曲がり、県道35号紀宝川瀬線を通って子親の滝のある桐原地区に向かう。
途中の案内板で滝の場所を確認し、前回落打の滝への滝見で通った林道桐原浅里線へ入った。
林道に入って程無く、「子親の滝」の看板がある。
林道から見下ろすと、水量も多く、落差も高い、なかなか迫力のある滝のようである。子親の滝
下に降りる道は無さそうなので、周囲を探すことにする。
しばらく行ったところにある子親の滝橋付近で斜面の傾斜が緩やかになっていたので、谷に降りてみたのだが、滝の落ち口までは簡単に行けたものの、落ち口から下に降りる道が見付からない。
林道に戻ってT字路を左に折れ、なおも道を探すと、看板から400m程行ったところの路肩から踏み跡が伸びているのを見付けた。子親の滝
近くの杉の木には、目立つように黄色いペンキが塗られている。
尾根伝いの踏み跡を降りる。
数分で踏み跡は分からなくなるが、この辺りの傾斜は緩やかで、道の無いところでもなんとか谷にたどり着けそうである。
水音を頼りに谷に着き、飛び石伝いに上流へと登っていくと、子親の滝が姿を現した。
落差15m程の二条に分かれて落ちる豪快な斜瀑である。
滝身に当たった木漏れ日が、小さな虹を作っていた。


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