松阪から国道166号線を奈良方面へ走り、櫛田川支流蓮川の唐谷へ向かう。 166号線沿いに出ているホテルスメールの看板に従って県道蓮峡線に入り、スメール奥の洞窟美術館近くに車を停めると、唐谷の流れが見える。 落差60mあるというこの谷最大の滝・一の滝は、ここから遡行して一時間程のところにあるとのことだが、まずは比較的アクセスの容易な二の滝へ向かうことにする。 洞窟美術館の近くから伸びている林道唐谷線に入り、落石に注意しながら終点の駐車場へと着く。 車を降り、登山道を登り始めると、木々の間から一見砂防ダムのようにも見える、二の滝が見えた。 登山道からは余り眺めが良くないので、植林された急斜面を注意しながら下っていく。 二の滝を拝む。 落差20m程の、二段になった斜瀑である。 滝面は実に滑らかな一枚岩となっており、最初に見たとき人工物かと錯覚したのも、無理の無いところであろう。 斜面から登山道に戻り、三の滝へと続く登山道を進むと、下からは見えなかった二の滝の上段の滝壷と、下段の落ち口付近を間近に楽しむことができた。 |