先日白糸の滝を訪瀑した時に使った、堰堤前の駐車場に車を停める。 ここから白雲の滝の近くまでは林道が続いているのだが、道はかなり悪く、所々路肩が崩落しているところもあるので、歩いたほうが無難である。 30分ほど林道を歩き、終点の広場に着く。 「白谷道コース」の道しるべに従って登山道に入り、橋を渡ってイタハシ谷を横切る。 程なく滝谷不動への分岐点が見えてくる。 これは上不動滝の少し上に安置されている不動明王像のことで、かつては密教僧の修行の場であったようである。 分岐点を直進し、仙ヶ嶽方面へ向かう。 廃屋となった営林小屋の右手から谷に向かうと、「白雲の滝」と書かれた看板があった。 白谷道コースに入って、時間にして数分ほどである。 白雲の滝を拝む。 数段に分かれた段瀑で、総落差は10m程であろうか。 源流部ということもあり、水の美しさには特筆すべきものがある。 (2004年8月19日) |