松阪市飯高 木梶川水系(10)


ゼエノ谷魚止滝

雲ヶ瀬本滝や鳴滝を越え、木梶林道を更に奥へと進んでいく。ゼエノ谷魚止滝
昨年の台風の影響だろうか、途中数ヶ所崩落の跡がある。
車高の高い四輪駆動車であれば通過できるだろうが、そうでない方は鳴滝近くの駐車スペースに車を停めておいたほうが良いだろう。
橋を渡って右岸に移ると、ほどなく倒木で林道が塞がれているのを見つける。
橋近くの駐車スペースに車を戻すことにして、、その先は歩くことにする。
10分ほどで林道終点に着き、その奥へ続く山道に足を踏み入れる。
途中「木梶山登山口 新宮山彦」と書かれた看板がある。ゼエノ谷魚止滝
数分歩いて本谷とゼエノ谷の二又に差し掛かる。
水量の多い右の谷が本谷、左の谷がゼエノ谷である。
ゼエノ谷右岸沿いの山道を登る。
谷には幾つかの小滝があったが、どれも傾斜の緩い斜瀑であり、「魚止滝」ではなさそうである。
途中踏み跡が怪しくなったので、足首辺りまで水に浸かりながら谷の中を歩くことにする。
二又から15分ほどで、ゼエノ谷が右に大きく曲がっている。ゼエノ谷魚止滝
屈曲点から数十mほど先に、魚止滝が落ちていた。
総落差5m程の、稲妻型に落ちる段瀑である。
滝壷からあふれる清流で喉をうるおし、しばし涼をとることにした。
(2005年6月3日)


鳴滝へ本谷滝へ



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