松阪市飯高 田引小田(2)


魚止滝

大鯛滝から車に戻り、Uターンして林道三条大鯛線を下る。ウマノアシガタとイナゴ
作業道大鯛滝の上線との分岐点近くに車を停め、作業道の反対側に伸びる山道へと入る。
枝谷の右岸沿いに続く山道を歩く。
赤錆びた鉄の橋を渡って左岸に移り、そのまま堰堤を巻き越える。
再び右岸に渡ると、谷は滑床となり、いかにも滝のありそうな雰囲気となる。魚止滝
滑床と斜瀑の連なる谷を眺めながら、左岸へと渡渉地点に差し掛かると、上方に魚止滝が見えた。
この谷で初めて見る直瀑である。
落差は1m程だが、この角度ではどんな魚でも登ってはこれまい。
ふと魚止滝の真下にある落差2m程の斜瀑の淵に目をやると、魚影らしきものが見える。
目を凝らして見てみると、それは魚では無く、手足の生えたイモリである。
「イモリじゃあ、この滝が『魚止滝』であることの証明にはならないな。」と、思わず苦笑せざるを得なかった。
(2005年5月15日)魚止滝

イモリ


大鯛滝へ釜滝へ



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