再び掲示板で局ヶ岳の滝について情報を頂いた。 局ヶ岳登山道椿の滝コース登山口へ向かい、案内板(クリックで写真表示)反対側の駐車場に車を停める。 ジグザグに折れ曲がる急坂を10分少々登ると、三つ目の左カーブの頂点に差し掛かったところで沢の音が小さく聞こえた。 足元に注意しながら獣道やら踏み跡やら分らなぬ薄い道を歩き、ヒメ滝にたどり着く。 落差8m程の段瀑である。 上部の直瀑部分の落差は5m、下部の斜瀑部分の落差は3mと言ったところであろうか。 ヒメ滝の名の由来については、秘め滝・姫滝・悲鳴滝など諸説がある。 何やらいわくのありそうな滝ではあるが、今となってはその言い伝えは忘れ去られつつあり、確認することは難しいようである。 危うくこの滝の存在までも忘れられようとしていたところだが、ここに記録を残すことが出来たのは幸いであった。 情報を下さったSTワゴンさん渡辺さんに改めて謝意を表したい。 (2004年10月15日) |