飯高町 局ヶ岳


椿の滝

トリカブト飯高町の局ヶ岳(つぼねがたけ)登山道途中に椿の滝というのがあるとの情報を掲示板で頂いた。
松阪から国道166号線を西進し、飯高町に入る。
国道沿いに大きく書かれた「局ヶ岳」の看板に従って右に曲がり、道なりに走ると局ヶ岳神社である。
普通車で来た場合、ここに車を停めることになる。
局ヶ岳神社からしばらく行くと、入山ポストがあった。椿の滝
ダート路を越え、左に曲がってアスファルト舗装された作業道を走る。
途中右手に案内板があり、「局ヶ岳登山道 椿の滝コース」とあったが、ここからだと滝まで遠回りになる為、そのまま進む。
程なく局ヶ岳新登山口の看板が見えた。
右折して急なコンクリート道を走り、普通車では底を打ちそうなダート路を越え、車が数台停められそうな駐車場に着く。
新登山口の案内板によれば、栗ノ木岳展望所までは21分、それまでに椿の滝があるはずである。椿の滝
足元に生えているトリカブトの花を楽しみつつ、10分弱歩くと炭焼窯跡の石組みがある。
そこから数分で右からの椿の滝登山道と合流し、左に曲がる。
程なく「椿の滝」の道しるべが見えた。
頂上への道と分れて踏み跡をたどり、椿の滝に着く。
数段に分かれて落ちる、かなり大きな斜瀑である。椿の滝
普段は水がほとんど流れておらず、登山道の水場として知られるのみだそうだが、台風の後であり、結構な水量である。
滝の周囲に野生の椿が数本生えており、春先には美しい花を咲かせることであろう。
一しきり休んだ後、右岸から滝を巻き上がり、下からは見えない滝の上部に向かう。
稲妻型に落ちる椿の滝上部の落差は約15m、下段も含めると総落差は20mに達するのではないかと思われた。
(2004年10月11日)
椿の滝


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