以前滝見に飯高町を訪れた折、国道166号線沿いに「栢原不動尊」と書かれた看板を見つけた。![]() 不動尊と言えば滝が付き物である。 「もしかしたら不動滝があるかも知れない」と思っていたところ、果たして「ある」との情報を掲示板で頂いた。 松阪から国道166号線を西に進み、飯高町に入る。 町境近くの不動橋を渡ると、右に「栢原不動尊」と書かれた看板が見える。 ![]() 右折してアスファルト舗装された細い道に入り、道なりに数分走る。 広い駐車場に車を停め、参道を登る。 本堂はなかなか立派な造りで、土地の人の厚い信仰心をうかがわせる。 本堂の奥へ足を進めると、不動堂の右に不動滝が落ちていた。 修行の為の人工滝のようだが、二つの滝が一つの滝壷に水を落とす、合流瀑である。 左の流れは斜瀑、右の流れは直瀑であり、落差は双方とも8m程であろうか。 清冽な水流の中ほどには、小さな不動明王像が安置されていた。
剣を持った右手を振り上げ、右足を上げた、躍動感のあるお姿である。 この姿に、修験道の代表的な仏である蔵王権現を思い起こすのは、私だけではあるまい。 この地もかつて、修験道の霊場だったのであろう。 (2004年9月15日) ![]() |