大丹倉から県道52号線を更に進み、ガンガラ滝に向かう。 道沿いに「ガンガラ滝」の看板を見つけ、車を停めて細い道を歩き出す。 谷沿いの、比較的整備された道である。 途中支流の谷を飛び石伝いに渡り、なおも歩くと、「左下の道を行って川原に下り、川を渡ってロープを伝う」と書かれた看板を見付けた。 指示通りに川原に下りると、少し上流に朽ち果てて壊れた吊り橋が見える。 この吊り橋が壊れたため、川歩きをせねばならないらしい。 膝上まで水に浸かって川を渡り、吊り橋の近くにあるロープを伝って対岸の道に登る。 歩き始めてから30分ほどで、ガンガラ滝に着いた。 落差5mほどの、広く深い滝壷を伴った段瀑である。 滝の左側に、典型的な流紋岩の柱状節理が現れていた。 悪くない滝ではあるが、上に覗く堰堤が景観を著しく損ねており、残念である。 |