松阪から国道166号線を通って飯高町に向かう。
赤桶(あこう)地区に入ると、道路沿いに「つつじの里 荒滝」と書かれた大きな看板が見えた。 右折して国道422号線に入る。 数分で喫茶店や食堂、キャンプ施設などが立ち並ぶ「つつじの里荒滝」に着いた。 車を駐車場に停め、食堂前の案内板を見て、荒滝に向かう。 遊歩道を通って「くれない橋」を渡り、10分ほどで荒滝不動尊境内に着く。 谷沿いに付けられた遊歩道を歩き、数分ほどすると、炭焼き釜の跡と思われる四角い石組みが、二つ並んでいるのを見つけた。 石組みの方を見てみると、「滝まであと70m」と書かれた小さな道しるべが付いている。 程なく滝への降り口に着いた。 荒滝を拝む。 滝は四段に分かれており、それぞれが独立した滝壷を持っている。 最上段は2m強、二段目は1.5m、一番小さな三段目(上の写真からは見えない)は1m弱、大きな滝壷を持った四段目は1.5mで、総落差は6m程であろうか。 滝壷の水は美しく澄んでおり、底の石が一つ一つ見分けられるほどである。 滝から遊歩道に戻り、上へ登ってみると、白木造りの祠の中に不動明王が手厚く祭られていた。 |