安濃町のサイトに魚止の滝の詳しい場所が載っているのを見つけ、早速向かうことにする。 松阪から国道23号線を北上し、津市三重会館前信号交差点を左折して県道42号線を進む。 伊勢自動車道の高架をくぐって安濃町に入り、しばらく走ったところのY字路を左折して県道653号草尾曽根線を走る。 県道653号線を終点まで走り、県道28号亀山白山線に入った辺りで、道端に魚止の滝のある経ヶ峰登山道の案内板を見つけた。 案内板に従って山出林道を走る。 ほどなく、林道の右側の木に看板が下がっているのを見つけた。 看板は半分に割れているが、辛うじて「‥‥の滝」の文字が読める。 車を路肩に止め、看板のところから細い山道を下る。 数分で魚止の滝に着いた。 落差5m程の数段に分かれた段瀑である。 落差3m程の最下段は、紀宝町落打の滝を思わせるような、末広がりの珍しい形をしている。 傾斜の緩い魚止の滝最下段を右から登り、上部の段に近付く。 そこでは数段の小さな滝が、岩の廊下(ゴルジュ)の中で、清冽な水の流れを落としていた。 (2004年4月27日) |