魚止の滝から県道28号亀山白山線に戻り、左折して芸濃町との町境にある小野平の滝を目指す。 芸濃町に入ると、県道沿いに「小野平の滝」と書かれた大きな看板が出ていた。 看板に従って左折し、アスファルト舗装された細い道を走る。 再び安濃町に入り、巨大なタンクを連ねた貯水場を過ぎると、舗装は途切れ、ダートの林道に入る。 普通車での通行は難しいと思われる、荒れた林道を500m程走ると、小野平の滝が見えた。 看板のところからは見晴らしがよく無いので、車を路肩に停めて辺りを見渡すと、少し戻ったところに谷に降りる道を見つけた。 少々足元を濡らしながら谷を遡り、小野平の滝に到着する。 落差6m程の美しい段瀑である。 広い滝壷では、落ちた椿の花が、ゆっくりと弧を描きながら浮かんでいた。 (2004年4月27日) |