名張市 赤目四十八滝(3)



柿窪滝

姉妹滝から2分ほどで柿窪滝(かきくぼだき)の看板が見える。柿窪滝
落差5mほどの美しい滝である。
名前の由来は、滝壷の形が柿の実に似ているからだと言う。
言われて見れば、なるほど、干し柿にする細長い柿の実に、良く似た形をした滝壷である。


笄滝

柿壺滝から3分ほど歩くと、笄滝(こうがいたき)に着く。笄滝
笄とは、細長い長方形の両端を少し太くしたような形をした、髪飾りのことである。
この笄滝の細長い滝身が、笄の形に似ているからこの名が付けられたと言う。

 



雨降滝

笄滝から2分ほど歩くと、雨降滝の看板が見える。雨降滝
ふと左手を見上げると、柱状節理の面白い形をした岸壁を、霧雨のような流れが落ちている。
光の具合によっては虹が見えることもあるそうだが、残念ながらこの日は薄曇で、見えなかった。
氷瀑が楽しめそうな滝である。

 

 

 

 



骸骨滝

雨降滝から4分ほどで骸骨滝に着く。骸骨滝
落ち口に横たわっている石が、まるで骸骨のような形をしていることから、この名が付いたという。

 



斜滝

骸骨滝から3分ほどで斜滝である。斜滝
その名の通り斜め落ちる小さな滝である。
この滝の見所は、実は滝を少し過ぎたあたりの風景にある。
岩や山はもちろん、そこに生えている木までが全て斜めなのである。
何か不思議な感じのする景色であった。



荷担滝

斜滝から6分、赤目五瀑の四番目、荷担滝に着く。荷担滝
大きな岩を挟んで、落差8mの滝が二つに分かれて落ちるさまが、まるで荷を担っているようだと言うのでこの名が付いたという。
この滝は赤目渓谷随一の景観と言われているそうだが、私も無論異存は無い。

 




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