松阪から国道23号線を北上し、河芸町の中瀬信号交差点で左折、国道306号線を走る。
亀山市・鈴鹿市と通り抜けて四日市に入ると、「宮妻峡6キロ」の看板である。 左折して県道44号宮妻峡線を進み、数分で宮妻峡ヒュッテに着く。 そのまま舗装された道を走ると、程なく「鎌ヶ岳登山口(カズラ谷)」の看板が見えた。 車を近くの広場に停め、登山道に入る。 道は右岸から一旦左岸に転じた後、渡渉を経て、再び右岸に続いている。 登山口から10分ほど歩くと、二又に着く。 左又は間ノ谷、堰堤のある右又はカズラ谷である。 廊下状になっている間ノ谷を覗き込むと、奥に布曳滝(ぬのびきたき)が落ちていた。 落差15m程の斜瀑である。 布曳滝の名のごとく、優しい水流が、静かに流れ落ちている。 (2005年11月1日) |