長走りの滝から車に戻り、更に坂道を登って済浄坊(さいじょうぼう)の滝を目指す。 ほどなく目無橋のバス停があり、近くには「済浄坊の滝0.5km」と書かれた道しるべが立っている。 車を路肩に停め、良く整備された遊歩道を歩く。 10分ほどで済浄坊の滝下の滝に着いた。 歩道の右側には水煙大不動明王と書かれた石碑がある。 恐らくこの滝も、かつては修験霊場としての賑わいを見せていたのであろう。 飛び石伝いに対岸へ渡り、済浄坊の滝下の滝を拝む。 落差10mの豪快な斜瀑である。 滝身の至る所から、豪快な水しぶきが上がっている。 木々は少し色付き始めており、紅葉の盛りまでは後10日ほどと言ったところであろうか。 |
下の滝の滝壷から遊歩道に戻り、数分歩くと上の滝である。 下の滝とは打って変わって、岩肌を滑るように落下する、静かな斜瀑である。 (2004年11月1日) |