松阪から国道42号線を南下し、伊勢自動車道勢和多気インターを越えて少し行ったところの信号交差点を右折、国道368号線に入る。
朝柄信号交差点では左折してそのまま国道368号線を進み、数分走って国道とほぼ平行に走る旧道に右折する。 しばらく走ると、朝柄不動尊の案内書きが見えた。 案内書きに従って右折し、細い舗装道路を進む。 1km程走って駐車場に車を停め、真新しい杉の鳥居をくぐって参道を進む。 瓦葺の立派な不動堂である。 不動堂の左には不動滝が落ちていた。 落差10m弱の直瀑である。 かつてはかなりの水量があったそうだが、周辺の山林が保水力の少ない植林地にされた影響か、現在は水はほとんど流れていない。 これでは、滝行をしようにも、大雨の直後でも無ければ無理だろう。 滝の前の不動明王像を拝んで境内を去ろうとすると、足元に気の早い銀杏が落ちていた。 (2004年9月15日) |