松阪から国道42号線を南下し、1時間半ほどで海山町である。 銚子橋北交差点を右折し、県道740号南浦海山線に入る。 木津(こつ)という集落に入ったところで左折し、橋を渡る。 数分走ると、清五郎(せいごろう)滝登山道のあるという林道栃山木組(とちやまきぐみ)線の入口が見えた。 右折して林道を進むと、アスファルト舗装はほどなく途切れ、ダート路となる。 1つ目の分岐点を左、2つ目の分岐点を右、「風穴橋」を渡ってしばらく走ると、清五郎滝登山道入口の看板が見えた。 分岐点までは782m、そこから第二の滝・第三の滝へはそれぞれ142m・180mの距離とある。 路肩に車を停め、登山道を降りる。 良く整備された登山道である。 20分少々で分岐点に着いた。 ここから左手に折れ、上流にある清五郎滝第三の滝へ向かうことにする。 看板にあったとおり、谷の左側(右岸)を飛び石伝いに渡っていく。 私は最初から沢靴を履いているので問題ないが、滑り易い靴を履いてきた場合、少し注意する必要があるかもしれない。 10分ほどで第三の滝に到着した。 末広がりの堂々たる斜瀑である。 「公称落差60m」という高さは感じられなかったものの、40mは優にある大瀑である。 落差もあり、水量も多い名瀑だが、滝壷の水の美しさが、この滝にもう一つ大きな魅力を添えている。 |