熊野市の滝（９）

雄雌の滝　雄の滝

国道４２号線有馬町交差点を右折し、産田神社を過ぎたところの交差点を右に曲がる。 産田川沿いに池川林道を進み、市役所の方に教えていただいた通り、赤い橋の手前で車を降りた。 橋のたもとから谷沿いの山道に入る。 良く整備された杣道である。 途中鉄の橋を渡ったところで谷が分岐しているが、ここは地図に従って左の谷を進むことにする。 途中１ヶ所、道が崩れて丸太が渡してあるところがあった以外は、順調に歩を重ねて行く。 歩き始めてから１０数分で雄雌（おんめ）の滝に着いた。 二つの滝が連続してあり、上の滝が雄の滝、下の滝が雌の滝である。 まず滝へ行く道のついている、雄の滝を拝む。 落差５ｍほどの、流れの太い段瀑である。 新緑の中の、清冽な水の流れが美しい。