滝頭不動滝から県道31号線に戻り、左折して水呑不動滝を目指す。 宮川村ドライブMAPによれば、水呑不動滝は、宮川村と飯高町を結ぶ国道422号線の近くにあるようだ。 シェルのガソリンスタンドの交差点を右折して国道422号線に入り、飯高町方面へ向かう。 途中「御滝 水呑不動滝 十八ヶ滝」と書かれた看板を見つけ、右に曲がる。 近くで農作業をされていた土地の方を見つけ、看板にあった御滝について話を聞くと、河川改良工事で破壊され、今では滝壷が残るのみだそうである。 実に残念な話である。 数分走ると、「←水呑不動滝1k300m 十八ヶ滝250m→」と書かれた道しるべがあった。 滝近くの駐車場に車を停め、水呑不動尊境内に入る。 あたりは樹齢数百年はあろうかという古木がうっそうと茂っている。 張られている注連縄をくぐり、水呑不動を拝んだ。 落差5mほどの斜瀑である。 柱状節理の現れた岩肌、まるで臼のような丸い形をした滝壷、自然の作り出した美の素晴らしさに、感嘆するばかりであった。 |