水呑不動滝から十八ヶ滝への分岐点に戻る。 滝周辺には車を停める場所がないとのことなので、道しるべのあたりの路肩に車を停め、林道を歩き出す。 林道沿いの谷川の川底は一枚岩になっており、その上を滑るように水が流れている。 ところどころには小さな斜瀑も見られる。 数分で「十八ヶ滝 下口(おりくち)」の道しるべが見つかった。 林道から谷に降り、十八ヶ滝を拝む。 落差1.5mほどの小さな直瀑である。 エメラルドグリーンの滝壷が美しい。 いつもの悪い癖が出て、滝の上に登って見たくなった。 しかしながら滝の上部はゴルジュ(両岸を岸壁に挟まれた細い谷)になっており、正面突破は困難である。 林道へ戻り、少し登ると、滝の落ち口が見えた。 そこから降りて行くと、難なく落ち口に立つことができた。 滝の上部には、落差数十cm程の小さな斜瀑が二つ連続してあり、その奥には、狭い廊下のようなゴルジュが続いていた。 |