掲示板で「本居宣長奥墓(もとおりのりながおくつき)の近くに滝がある」との情報を頂き、早速向かうことにした。 本居宣長は松阪出身の江戸時代の国学者で、中でも古事記研究などの業績は、つとに有名である。 国道42号線沿いの案内板に従って八太町北信号交差点を曲がり、県道59号松阪第2環状線に入る。 案内板に導かれるまま林道に左折し、ちとせの森駐車場に車を停める。 苔むした風情のある石段を登って妙楽寺に着き、奥墓の方へと足を進める。 道端の観音像を拝みながら遊歩道を歩くと、2分ほどで糸引の滝への分岐点である。 そこから糸引の滝までは、三分ほどであった。 落差3m程の直瀑である。 普段は糸引の滝の名のごとく、細い流れの滝のようだが、昨日まで降り続いた雨のお陰で、なかなか豪快に水が落ちていた。 (2004年10月7日) |