伊勢自動車道松阪インターチェンジを降り、すぐの信号「松阪インター入口」を右折して、県道59号松阪第二環状線に入る。 次の信号交差点「瑞厳寺入口」を右折して、県道568号瑞厳寺庭園線を進む。 そのまま1.5kmほど進み、三重の塔を越えて少ししたところの駐車場に車を停める。 駐車場近くの白い建物は、一見民家のようであるが、郵便受けには「瑞厳寺」の文字が書いてあった。 朱塗りの見事な観音堂の脇を通り抜け、境内に響く水音の方角へ足を進める。 石橋を渡って対岸へ移り、参道を少し歩くと、滝が落ちていた。 落差5mほどの、修行には良さそうな直瀑である。 この瑞厳寺は、現在こそ浄土宗に改宗しているものの、かつては真言宗であり、修験者との関わりも深かったようである。 傍らの不動尊を拝んで撮影に入る。 滝身に当たる木漏れ日が、小さな虹を作っていた。 (2004年10月7日) |