東宮不動滝からさっきの道を逆に辿り、260号線に戻って、右折する。 峠道を登っていくと、さっき看板のあった「河村瑞賢公園」がある。 しばらく走り、「古和浦トンネル」の手前で右折する。 「不動滝」の看板を見つけ、道なりに進む。 しばらく進むと、道がどんどん狭くなって来る。 アスファルト舗装からコンクリートに、そして土のむき出した山道に・・・ 私の車では、あわや左右をこするかと思うほど狭いところもあった。 さすがに途中で車を停めて、歩くことにした。 道沿いの渓流の美しさに、名瀑への期待は高まる。 10数分ほど歩くと、鳥居がわりという、間に注連縄を張り巡らせた、二本の杉の木を発見する。 木の間に張ってある縄をくぐると、古和浦不動の二つの滝が見えた。 左側の細い滝が雌滝、右側の豪快にしぶきを上げている滝が雄滝である。 二つの滝は、下のほうで一つの流れに合わさっている。 なかなかの美瀑である上に、非常に珍しい滝である。 この滝も、良い風が吹いていた。 |