菰野町 朝明川水系(3)


焼合谷魚止の滝

釈迦ヶ岳登山道から県道762号朝明渓谷線に戻り、一の瀬橋の手前にある案内板を頼りに尾高キャンプ場に向かう。焼合谷魚止滝
キャンプ場の中を走り、土地の人に教えてもらった通りに「車両進入禁止」と書かれたバリケードの横をすり抜け、舗装された林道に入る。
ちょうど林道がダート路に変わるところで、大きな石が通行を邪魔するように両脇に置かれていた。
恐らく大型車の進入を阻むためのものだと思われるが、私の5ナンバー車でも左右の隙間は2〜3cmほどしか無かった。焼合谷魚止滝
荒れたダート路を走る。
程なく「魚止の滝」の看板である。
車を路肩に停め、鈴鹿の白い谷を期待しつつ滝見道に足を踏み入れると、思わずたじろがされた。
川底の石がどれもこれも、まるで焼いたかのように赤黒い。
恐らく石に鉄分が含まれており、それが水に触れてこのような色になるのだと思われるが、この三重県北部には似つかわしくない谷の黒さが、焼合谷の名前の由来なのであろうか。焼合谷魚止滝
良く整備された滝見道を5分ほど歩いて魚止の滝に着いた。
落差6m程の、二段に分かれた段瀑である。
(2004年4月09日)


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