紀宝町の滝(4)


布引の滝

県道740号小船紀宝線を南下し、左折して県道35号紀宝川瀬線を走る。布引の滝
鮒田地区に入り、1.5km程走ると、道路の右側に「布引の滝」の看板が見えた。
路肩に車を停め、民家の中を通り、山道に入る。
道しるべも完備され、鉄製の橋なども備えられた、整備度の良い登山道である。
一ヶ所崩落地点があったが、木のはしごで補修されており、注意すれば通行にさほど危険は無かった。
途中にあった滝壷の大きい小滝などを楽しみつつ、30分ほど歩くと、前方に布引の滝が姿を現した。
落差30mの、かなり大きな斜瀑である。布引の滝
布引の滝の名の通り、白い幅広の水流が、布を引いたかのように静かに落ちている。
滝に近付き、水流に目をこらすと、わずかに岩の上で水しぶきが上がってるのが見えた。
それはちょうど、日の光を浴びて、水が楽しそうに踊っているかのようにも見えた。





布引の滝


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