松阪から国道23号線を北上し、河芸町の中瀬信号交差点を左折して、国道306号線を走る。 亀山の市街地を抜け、程なく見えてくる「石水渓8.8km」の道しるべに従って左折する。 Y字路を右折して坂本地区に入り、東海自然歩道の「石水キャンプ場2.2km」の道しるべで左折して、林道入り口の空き地に車を停める。 林道を30分ほど歩くと、左下に小さな茶畑が見えた。 茶畑の左には「矢原川本谷」と書かれた山岳会のプレートが掛かっている。 プレートから続く踏み跡をたどり、茶畑真ん中奥から矢原川本谷へと向かう。 小さな沢を二つほど越え、本谷に着く。 季節によってはほとんど水が流れていないとの話だったが、今朝方まで降り続いた雨のため、水量は上々である。 良く踏まれた踏み後をたどりながら右岸(谷の左)へ、また左岸へと渡渉を繰り返し、30分ほど進むと一の滝が見えた。 三段に分かれて落ちる、かなりの大瀑である。 下二段は各5m、赤褐色の最上段は30mはあろうか。 朝日を浴びた滝身からは、豪快に水しぶきが上がっていた。 (2004年5月16日) |