関町の滝(1)


加太不動滝

松阪から関町へ向かう。加太不動滝
伊勢自動車道などの高速道路を使えばかなりの時間短縮になるのだが、時間に余裕があるので、ドライブがてら下の道をゆっくりと走ることにする。
国道23号線を北上し、津市の栗真中山町交差点を左折、県道420号線に入る。
そのまま直進して県道10号津関線に合流し、関町に入る。
名阪国道関インターの脇を通り過ぎ、木崎町交差点を左に曲がって国道1号線を西に走ると、目指す加太不動滝入り口のある、国道25号線への案内板が見えた。
案内板に従って新所町交差点を左折し、25号線を走る。加太不動滝
あたりにはのんびりとした田園風景が広がっている。
数km走ると、加太不動滝と書かれた道しるべを見つけた。
ダート路の林道を少し走り、終点の駐車場に車を置くと、加太不動滝まであと0.3kmとの案内板が出ている。
良く整備された遊歩道を歩く。
9月に入ったとはいえまだまだ残暑厳しい折だが、森の緑や歩道の脇を流れる小川が暑さを和らげてくれる。加太不動滝
歩道の途中に大日滝への道しるべがあった。
道しるべの案内通り、数分で加太不動滝に着く。
落差10m程の形の良い直瀑である。
事前に集めた情報では、二本の滝が一つの釜に水を落とす合流瀑とのことだったが、ここ十日程雨らしい雨が降っていないせいか、見られたのは左側の滝のみであった。
加太不動滝滝のそばに腰をおろし、滝壷の美しさや水流に磨かれた岩肌の美しさを堪能しながら、涼を取る。
ふと振り返ると、今来た歩道の上に、真新しい祠があるのが見えた。
この滝が不動滝であることからして、恐らく不動明王が祭られているのだろうが、祠へ登る道は山崩れで埋まっており、仏様に手を合わせることは、できなかった。


大日滝へ



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