不動の滝から車に戻り、寶泉寺の前を直進する。 次の交差点で左に曲がり、しばらく走ると十字路に出る。 角にある「神路山 御剣八幡神社」の道しるべに従って右折し、次の四つ角も右折する。 後は道なりに走ると御剣八幡(みつるぎはちまん)神社である。 周囲に車を停める場所が無いので困っていたところ、土地の人に鳥居前の道路に停めても良いとの許可を頂いた。 参拝をすませ、神社右奥の八幡滝へ向かう。 落差1.5m程の直瀑である。 三重に信仰の滝は数多くあるのだが、ほとんどが不動滝であり、八幡滝というのは始めてである。 八幡(はちまん・やはた)神社と言えば戦神であり、また鍛冶の神としてのご利益もあるとされるが、滝との関連性は薄いように思われる。 恐らくこの滝が古くから自然信仰の対象とされ、神として祭られていたところに、八幡神を勧請したのではないかと思われる。 (2004年10月11日) |