木地滝から5分ほど山道を歩いて、沢を渡る。
そこから更に5分ほど歩くと、猪十(いと)滝のある沢に着く。 この猪十滝は三つの滝に分かれており、それぞれ青猪十滝・赤猪十滝・白猪十滝と呼ばれている。 ここで再び沢を渡って右岸に移るのだが、ちょうどその辺りが山崩れをおこしており、歩くには少々注意が必要である。 崩壊地の先から踏み跡を見つけ、数10m程歩くと、右下に青猪十滝が見えた。 落差5m程の傾斜の緩い斜瀑である。 滝の中ほどのところで山道に分岐点があり、右の道をたどると落ち口に出る。 そこから滝の中を降りて、青猪十滝の滝壷に降りた。 青猪十滝の名の通り、青緑の岩肌が美しい滝である。 (2004年12月12日) |