嬉野町の滝(1)

 

冷谷不動小滝

嬉野町まちづくり推進課(0598−48−3804)に電話をかけ、地図をFAXして頂く。小滝
冷谷不動のある嬉野町小原地区は、松阪からは阪内不動のある阪内町を通り、細野峠を越えれば近いらしい。
昼の2時を回っていたが、車を走らせることにする。
小原に着き、車一台通るのがやっとの松川原橋を渡ると、「冷谷不動大滝・小滝」の看板がある。
なにやら道が整備されていないので危険云々と注意書きがあるが、気にせず車を停め、歩き出すことにする。
軽トラックでさえ通るのが難しそうな林道はほど無く終わり、注意書きの通りほとんど整備されていない山道が続く。小滝
倒木を跨いだりくぐったり、大変な思いをしながら30分ほど歩くと、冷谷不動・小滝が見えた。
不動滝の名の通り、滝の左側に不動明王を安置した石のほこらがある。
落差5mほどの、名前の通り小さな滝である。


屏風岩

屏風岩小滝からさらに山道を登る。
20分ほど歩くと、「屏風岩」の案内板があった。
私は岩には余り興味は無いのだが、一応立ち寄ることにして見た。
見てみれば、屏風岩とは滝であった。
屏風岩の名の通り、ほとんど平らになった岩の表面を、二筋に分かれた水が滑り落ちている。
非常に珍しい斜瀑である。
落差は、上段の段瀑も入れれば8m程であろうか。
屏風岩

 


冷谷不動大滝

大滝大滝までの道のりは、さらに険しく危険と聞いていたのだが、ここまで来たのだからと行くことにした。
屏風岩までの道とは、険しさが全然違う。
ほとんど道らしきものが見当たらない上、勾配が非常に急である。
まさに秘境の滝である。
数日前に歩いたらしい人の足跡を辿るようにして、20分ほどかけて大滝に着く。
文句無しの大瀑である。
一段目だけでも約20m、二段目も含めれば30mは優にあるであろう。大滝
機材を投げ出し、水しぶきの当たるところで涼を取る。
滝の左側から、良い滝風が吹いていた。



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