蓮(はちす)ダム周辺の地域を活性化する目的で、平成九年ダム湖周辺に点在するいくつかの滝に、一般公募で名前が付けられた。 その滝は八つあることから蓮八滝と呼ばれ、蓮ダムのサイトの周辺散策マップでも紹介されている。 松阪から国道166号線を走って飯高町に入ると、ところどころに「蓮ダム 小さな滝のあるダム」と書かれた案内板が立ててあった。 案内板にしたがって県道569号蓮峡線に左折し、左手に見えてくる蓮ダムの上を通って、散策路に入る。 |
蓮八滝最初の滝が萌芽の滝(一の滝)である。 道端には、木で造られた風情のある看板が立っている。 車を路肩に停め、滝を見上げる。 水量は少ないが、落差の高い滝である。 滝の左側に階段が付いており、滝の中段へ上がれるようになっていた。 そこからは、美しい水流や縞模様のある岩肌を間近に眺めることができた。 |
津本公園を通り過ぎると、程なく蓮八滝二の滝・枯淡の滝が見える。 落差5m程の、幅広の斜瀑である。 日本の侘び・寂を感じさせる滝であることから、この名が付けられたという。 |