このページは志摩半島の滝の紹介のコーナーです。志摩半島の山自体標高が低く、河川の流域面積が狭いため(水量が少なく安定しない)、滝を形成できるほどの地形があまりありません。ですがごく一部に存在します。
現在2万5000分の1の地図及び昭文社ロードマップで調査、各市町村の役場に問い合わせ中ですが、はっきりした数は不明です。ここに掲載してるもの以外のがありましたら、ぜひご一報してください。

伊勢市内にある滝で、アプローチは簡単。看板があるので、取り付き口さえわかれば、まず間違う事は無いでしょう.。場所は伊勢市前山町。前山の交差点の東50mの所に、大きなバイク屋さんがあり、そこを南に入っていきます。ここが取り付き口になります。大きな看板があるので大丈夫です。ただここからは車が入れないので、バイク屋の東側の道路沿いに、広い路肩があります、ここに止めてください。
左に「養命神社」と過ぎ、住宅地の中を進んでいく。住宅地外れの第一の分岐点は右へ。300mで第二の分岐点があり左へ。ここには看板があります。ここからは砂利道。しばらく行くと伊勢自動車道に出て、それを高架橋で越える。ここからは山道に入る。100mで分岐点だが右へ。100mで滝に到着。バイク屋さんから1.2kmです。30分もかかりません。
滝は左右二本あり、右が3mぐらい左が5mぐらいです。写真は雨の翌日なので水量が多いです。滝の下には「養命神社」の分社があり、うっそうとしたブナの林に囲まれてます。青苔がびっしり生えてていい雰囲気だ。.

参考コースタイム 入口・バイク屋(300m5分)第一分岐点(300m5分)第二分岐点(350m10分)伊勢自動車道(250m10分)滝

所在地は度会郡大宮町野原。七洞岳の登山口にある滝。3段に分かれてて、30mぐらいの高さ。水量は結構多い。車は滝の手前まで入れますが、未舗装なので底擦ります。滝の手前500mの舗装終点までにしておいた方がいいでしょう。
コースガイドに関しては「七洞岳」を見てください。(バイクは私の)

多分志摩半島では一番有名な滝です。南勢町の観光MAPにもきちんと掲載されてるし、車で手前まで行けます。でも車で行くのは面白くないので、五ヶ所から歩いていくのもハイキングに良いですよ。
五ヶ所からは五ヶ所川に沿って県道12伊勢南勢線を北上。切原集落を通り抜け、どんどん山に入っていく。風情のある農村を通って行く。剣峠に向かう本道から右に外れ、林道に入っていく。300mほどで三叉分岐点に出るが、そこは右側の道をに進みすぐ橋を渡る。400mで滝の入口に着きます。入口には野口雨情の歌碑がある。滝はここから山道ですぐです。滝の高さは10mぐらい。それぞれの分岐点には看板があるので、迷う事はありません。よく考えたらこのコースは「五ヶ所川」の源流を訪ねるコースでもあるんだなあ。小さな川だけど、それなりに地勢があるのが理解できます。日本の自然って変化に富んでるんですね。
なお滝の林道を進んで行くと、大広山に続く登山道に行きます。

参考コースタイム 五ヶ所バス停(1時間半4.2km)林道入口(10分300m)分岐点(10分400m)滝入口

距離 往復約5km。時間 往復約3時間。
”まるた”一押しの滝です。伊勢道路の神宮の森の中にある、ほとんど人が訪れない所です。ハイキングコースとしても絶好。
基点は伊勢道路の「五十鈴トンネル」から2kmほど磯部方面に行った所です。ここから林道が西に向かって延びています。ここには車を置くスペースが少しあります。でもここは大きな180度カーブがあるところなので、よく事故が発生してる!停めた車に突っ込まれても仕方が無い。林道は広いけど、車止めがあるため車両通行禁止です。
通行料の多い「伊勢道路」を離れて100mほどで第一の分岐点があり、左側を行く。川沿いなので清流のせせらぎが聞こえます。新緑の季節はGOOD!1kmほどで渓流から離れ、左右に分かれる第二の分岐点があるが、左側の本道を行く(右は脇道で苔が生えてる)。斜面を上がり尾根伝いに行くと、再び渓流に近くなり大きな音が聞こえる。道が左にカーブする所が滝に一番近い場所です。
滝は道の下30mにあるので、木の間からしか見えません。降りるにはザイル・ハーネスが必要です。滝は高低差20mぐらいで、2列3段と複雑な形をしてます。
林道はこの先1.5km続いてます。ほとんど渓流沿いなので、気持ちがいいです。ぜひこの先も歩いてください。
滝からしばらく行くと廃トラックの置いてある第三の分岐点がある。これを左に進んでください。途中に田んぼがあります。こんな山中にあるなんてビックリしました。田んぼから100mで林道終点です。腐りかけの板の橋を渡って山道に入ります。山道でも旧林道らしいので結構広い。青テープに沿って200mで道は無くなってしまった。
ここから7〜800mで伊勢志摩スカイラインに出るのですが、道が無いのと薮や低木が密生してるため、通行不可能です。私の友人が以前ここから強引に沢沿いに登って、朝熊山の頂上まで行った事がありました。私も真似をしたのですが、途中で敗退しちゃった。誰かここから登れるルートご存知の方おられましたら教えてください。

参考コースタイム 林道入り口(3分100m)第一の分岐点(20分1km)第二の分岐点(10分500m)滝(10分500m)第三の分岐点(5分200m)田んぼ(5分200m)林道終点

南勢町押淵集落の「白滝神社」にある、高さ10mの滝です。
国道260号線から「押淵口」のバス停横から西に向かって、三浦峠を越える旧260号線に入ってください。1kmほどで左右に分かれる分岐点に出るが、ここを右に行く(左は三浦峠)。200mで突き当たり分岐点を左に行き、200mで細い農道に入ってください。橋を渡って右に行くとすぐ「白滝神社」の鳥居があります。ここに車は停めておく事。鳥居をくぐって山道を100mも行くと、滝に着きます。
「離郷以来始めて村に帰り来て 先ず腹這ひて谷の水呑む」 野口雨情・・・この句碑が神社にありました。良い句だねえ。
道には看板があり、まず迷う事はありません。神社まで車で行くと面白くないので、私は「押淵口」付近にバイクを停めて、鶴路山登山と合体させてハイキングしてます。
尚滝から南に向かって「切間の鉢」と呼ばれる低山に向かって、登山道が伸びてます。頂上まで1時間ぐらいなので、興味のある方はどうぞ。

参考コースタイム 押淵口バス停(20分1km)三浦峠への分岐点(10分500m)白滝神社(5分100m)滝

距離 往復3km  時間 1時間。
南勢町の伊勢路にある「神路谷」渓谷にこの滝はあります。市販の地図ではちょっとわかりにくいですよ。私は2002年の夏に偶然県道719号をバイクで通って看板を見つけました。勿論看板は南勢テクテク会さんのオレンジ色の看板。小さいけど目立ちます。駐車スペースは2ヶ所あって、滝への山道の入口もしくは少し離れた県道です。ハイキングを楽しみたい方なら県道をお勧め。
県道からオレンジ色の看板に沿って林道に入る。林道を650mで2つ目の小さな橋がある。そこが最終駐車スペースであり山道の入口です。ここにも小さな看板があります。
山道は整備されてて歩き易い。100m程で「出合い滝」50mで「逢瀬滝」40mで「夫婦滝」、それからは次から次へとあります。写真は逢瀬滝です。滝自体は全て小さくて落差も最大2mぐらい。水量も少ないですね。「姫護岩」という巨大な岩(多分数百トンはある)の奥に「隠れ滝」があり瀬を遡行しないと見れません。山道からは音だけがします。いずれの滝も木々の中にあるので、写真がうまく取れませんでした。残念。

2003年の夏に取材に行ったのですが、お盆明けの曇りにもかかわらず、気温は32度を突破。暑くて暑くて死にそうでした。で「清め滝」の前で・・・ああ飛び込んだら気持ちいいだろうなあ、飛び込みたいなあ、誰も来ないしなあ、飛び込んじゃえ・・・って事で素っ裸になって飛び込みました。水の深さは腰ぐらいありました。で名前の通り清めてもらいました。