距離 往復約2.5km。  時間 往復2時間。
鳥羽の市内から見える低い山です。樋ノ山は標高160.1m。日和山は不明です。今度調べます許して許して。基点は鳥羽市内ならどこでもOK。車は港一番街の駐車場に置いてます。ここは有料だ。ちょっと遠いけどね。JR側に無料の駐車場があるが、いつもいっぱいだ。
鳥羽駅のJR側の方に登山口がある。看板があるので判りやすい。10分も行かないうちに見晴台、ここが日和山の頂上だ。頂上にわけのわからん鐘があった。しかし観光地にはこういう鐘がどこ行ってもあるなあ。意味がわからん。展望はいいけど、目の前の答志島が削り取られてる。土砂採掘らしい。
北側に下りて賀多神社を通り、右に街中に入る。ほんの数十メートル進むと左に曲がって樋ノ山に進む。舗装された坂道を上がっていくと、途中右手にボーイスカウトによる「登山道」の表示がありこれを進む。これは旧登山道です。登山道に入らずまっすぐ新道を行っても、どちらでも行けます。うねうねと山道を進むと金刀比羅宮です。
さて問題はここから。頂上は金刀比羅宮から南にすぐなのですが、道がありません。私はボーイスカウトの標識のある宮の手前の駐車スペースから、藪を掻き分けて山に入りました。かなり急です。しかも茨が結構生えてて足が痛いよう。50m程で頂上です。ここらへんの山でよく見かける「イセAOKI」の表示が目印。展望は良くありません。辛うじて木々の隙間から鳥羽の島々が見えるくらい。
これだけじゃ面白くないので、私はいつも適当に鳥羽の街をぶらついて帰ります。御木本幸吉の跡めぐりなんかしてね

参考コースタイム 鳥羽駅(15分80m)日和山(10分500m)賀多神社(30分1.3km)金刀比羅宮(5分50m)樋ノ山

距離 往復約2km。  時間 往復約1時間。
標高119m。誰でも行ける低い山です。電車ならJR二見駅から。車なら二見浦の海岸沿いの駐車場へ。駐車場には伊勢方面から国道の二見のトンネル入る手前のアーケードを左に行ってください。すぐです。国道にあるサークルkより30mほどトンネルの方に遊歩道の入口がある。四月は桜並木がきれいです。吊橋を渡り山頂広場へ。時間は登り口から15分程度。山頂広場は朝日を遥拝するのにいいです。元旦は賑わうらしい。でも山頂広場と銘打ってても、実際の山頂はかなり離れてます。山頂広場から尾根沿いに200m程西に行ってください。表示も何も無いですが、道から少しはなれた一段高くなったとこが山頂らしいです。ここからは展望は良くありません。ここまでゆっくりでも海岸駐車場から30分です。時間が余るので遊歩道を歩くなり、海岸を散歩するなりしてください。私は朝熊岳道を登ったあと、二見まで足を伸ばしてます。これだと一日がかりですが。

距離 約2km。  時間 約2時間。
この山は大変です。馴れた人でないとエライ目に遭います。私は今まで3回登った事があるのですが、いずれも藪漕ぎで、足が傷だらけになりました。しかも最初に登った時は、取り付き口がわからなくて、迷いました。地元のオバちゃんに聞いたのですが、「うーん知らんなあ」との事。標識・看板等は一切ありません。図書館のゼンリンの住宅地図で、今浦の集落の間道を調べて、初めて登山口を発見しました。登る前から苦労したよ。
基点は今浦の集落の港。ここに車を置いてください。バスもあるのですが少ないです。登るルートは2つあります。
「南ルート」 まずは私がよく使ってる南側ルートから説明します。集落の西の山側にお寺があります。そのお寺の南側に沿って、山に向かって登山道があります。結構いい道ですが、標識等はありません。しばらく登ると湧き水が飲めるようになってます。20分もかからずに峠に出ます。さあここから藪漕ぎです。左側(南側)の尾根を進むと「西の峰」に行きます。標高は不明。途中の岩場で景色が見えますが、藪漕ぎ50分はしんどいです。最近は西の峰にはあんまり行きません。峠から右側(東側)に尾根を進むと30分ぐらいで山頂です。ここには岩場があって景色は抜群です。岩場が何ヶ所かあるのですが、山頂には測量用の赤白の棒が立ててあります。間違わないように。再び峠に戻って、反対側に降りても面白いですよ。
参考コースタイム 今浦漁港(5分200m)お寺(20分600m)峠(30分300m)山頂

「北ルート」 さて北側のルートですが、これは福井正身さんの「海を眺める志摩の山24山」にも書かれてるルートです。集落の西のお寺の前の道を北に50mほど進むとタバコ屋があり、そこを左に曲がって20mで、できたて新品の神社の社があります。その前から山に向かって細い道が続いてます。ここが登山口です。もちろん標識はありません。苔で滑りそうな道を進むと、峠に出ます。ここを左側(南側)の尾根に取り付き、30分藪漕ぎすると山頂です。ここから藪漕いで南側ルートの峠に出て、又薮漕いで西の峰に行ってもいいけど、マジで死にます、大変です。2002年の3月12日に、調査の為行ったのですが、ジョギング用パンツが薮でぼろぼろになってしまった。峠に戻って反対側に出てもいいけど、結構薮が茂ってます。峠からは元に戻った方がいいでしょう。薮漕ぎは面白いんだけどね、いばらが大変だ。血だらけになるよ。
この2つのルートですが、夏はマムシが出そうなので避けたほうがいいでしょう。
参考コースタイム 今浦漁港(5分200m)お寺(15分600m)峠(30分300m)山頂、西の峰は峠から50分700mぐらい

日和山頂上の鐘、なんじゃこりゃ。「メモリアルベル」って言うらしい。ぶわっはっはっ!

山頂から「麻生の浦大橋」を望む

距離 往復約6km。 時間 往復約2時間。
基点は「道仏」のバス停です。道案内・表示等はいっさいありません。集落の中の道に入り、すぐ南に向かう林道に入る。1kmほどで舗装路がなくなり砂利道に入る。車はここまで入ります。周囲は田んぼの景色がきれいで長閑だ。
二股の分岐点に出る。ここを左に行き、緩やかな斜面を登っていく。しかし、しかしだ。道の真ん中から樹や草が生えまくって歩きにくい。随分使われてないみたいだな。分岐点から500mも行かないうちに草ぼうぼうになってきた。しもた、鎌持ってくればよかったな。山の西側に出て尾根を登っていくが、道が分からんようになってもうた。10年前に登った時は、ここまで荒れてなかったんだが。なんとか赤テープを見つけながら登る。頂上まであと100mぐらいって所で進めなくなった。くそう!草が頭のてっぺんの高さまで生えて、可掻き分けて進んでんのか進んでないのかわからん。あいたた!木の枝足に突き刺さった。「ベリッ!」あかんズボン破けてもうた。眼鏡を木の枝に引っ掛けて落としてもうた。どこいったんや!
で、あと少しの所で敗退!くやしー!登山生活15年!痛恨の敗退だ!(転進って言ったりして)
薮が凄くて一人ではどうしようもありません。3〜5人で鎌・のこぎりが必要です。夏はマムシが出るので止めたほうがいいでしょう。

山頂近くから見た鳥羽の海

距離 往復約2km。 時間 往復約2時間。
長瀬山は、二見町の神前岬にある山で、標高117mの低山です。山自体はほとんどルートが無いので、薮漕ぎの好きな方以外はお勧め出来ません。
基点は二見町の「二見菖蒲ロマンの森」近くの「蘇民の森」というドライブインです。広い駐車場があり、近くには松下社もあるので、お参りしてって下さい。
「菖蒲ロマンの森」の東の突き当たりの山道が登山口になります。道はあるかないかなので、沢沿いをひたすら東へ進んでください。突き当たりの杉林の斜面を駆け上がって、尾根に出ます。尾根に出たら、赤テープに沿って、北の山頂をめざして進んでいきます。途中薮が凄いのですが、根性出して突っ切って!
山頂には「イセ愛山会」さんのプレートあり。展望無し。距離は短いのですが、ルートが無いに等しいです。磁石・2万5千分の1の地図は必ず持っていってね。
参考コースタイム 蘇民の森(10分500m)登山口(20分300m)尾根(20分200m)山頂

神前岬一周コース
長瀬山だけでは面白く無いので、近くの神前岬のハイキングコースを紹介します。ハイキングコースといっても、結構ハードですので、登山経験のある方以外は行かないで下さい。
地図上の黄色いコースですが、「通行不可」とある区間は完全に通れません。決して行かないで下さい。「干潮時しか通れない」とありますが、干潮時でもハードですので、体力に自身の無い方はやめて下さい。海岸沿いの岩をボルダリングしたり、磯を海に浸かって歩いたりします。そういうのが得意な人だけのコースです。
北側から入るのがいいでしょう。たとえ潮が満ちてて通れなくても、鳥居までは景色が絶品です。鳥居を過ぎると50mで自然に出来た洞窟があり、そこには注連縄が飾ってあります。
今まで4回干潮時に挑戦したのですが、成功したのは1回だけ。しかも腰まで波を被りながらです。岩をよじ登ったりするので、足や手が傷だらけ!大変なコースです。
これ以外にも地図の「社」とある参道登山のコースがあります。15分くらいの短いコースですが、伊勢神宮の分社だけあって、参道はしっかりしてます。ただ展望は良くないです。

2002年8月29日音無山殺人事件発生!
ビックリしたニュースを一つ。8月31日に会社の新聞で読んでたんだけど、二見町の音無山の山頂公園のトイレで、死体が見つかった。うひょー!この山は俺のHPにもコースガイド載ってて、そこのトイレ俺も何回か使ったことがある。殺人事件か?他殺か自殺か?ホトケの年齢は50歳くらいの男性らしい。こいつは俺が解決せねばならない。
早速会社の帰りに現場を見に行ってきた(暇だねー!)。現場のトイレはロープを張ってる様子もなく、いつもどおり。地面にチョークの跡も無し。トイレの中も詳しく調べてみたが、変わった様子無し。ドアに「俺の〇〇〇は20cm砲」という落書きがあったが、はたしてこれは犯人が残した証拠なのか?犯人の〇〇〇は20cmなのか?これは有力な手がかりだ!早速近所の男性の〇〇〇を調べて、20cmの奴が犯人だ!”まるた”探偵の活躍に乞うご期待!
じゃーん!その2日後「二見町音無山殺人事件」の、解決がついたぞ!さすがは名探偵”まるた”!と言いたい所だが、昼休みに弁当食って新聞読んでたら、「音無山の死体の身元判明 死因は病死」とあった。おいおい殺人事件じゃないのかよ。なーんだ面白くねえ(←ホント不謹慎な奴だ)。身元は兵庫県在住の56歳の会社員で、旅行中の出来事らしい。病死なんてつまんない死に方するなあ!名探偵の腕の見せ所が無いじゃないかあ!(←不謹慎もここまで来るとバカ。誰かこのバカを殺してくれい)
という事は、現場のトイレのドアにあったあの落書き・・・「俺の〇〇〇は20cm砲」・・・は、その男性が死ぬ間際に書いた遺書なのだろうか?それとも何かの暗号か?この「俺の〇〇〇は20cm砲」という文句の裏には、ふかーい秘密の意味があるに違いない。日本政府が震撼するほどの秘密情報が隠されてるのか?(←国際謀略小説の読みすぎ、フォーサイスの影響受けまくってます)。それとも伝説の黄金のありかの秘密が・・・(←伝奇小説の読みすぎ、半村良の影響か?)。名探偵”まるた”の活躍はまだ続きます。
学生時代に俺の行ってた大学の近くの京都大学で、左翼のセクト同士の内ゲバ事件があって、過激派1人が鉄パイプで、ドタマかち割られて死亡する事件があった。当時ミステリ研究会(推理小説研究会)に入ってたので、会員全員で「よし!この事件は俺達が解決して、立命館大学ミステリ研究会の名を、世の中に知らせねばなるまい」なんてたわ言ほざいて、友人の京大生に案内させた事があった。現場の校舎にはチョークの跡がかすかに残ってて、そこに同じ格好で寝転んで、記念写真を撮った覚えがある(なんて不謹慎な奴だ)。結局何の手がかりもなく(解決なんて夢のまた夢)、「京大で起こった事件なので、京都大学推理小説研究会が解決すべきだ!」と、京大の連中に押し付けてきた事があった(笑)。
当時の京大の推理小説研究会の人たち、勝手な事ばかりしてすいませんでした。ぺこぺこ。

距離 往復約2km。時間 往復約2時間。
標高142.5m。鳥羽市民なら誰でも知ってる安楽島の低い山です。ご存じない方に説明しますと、安楽島と書いて「あらしま」と読みます。鳥羽の南側にありホテルがたくさんある山なんです。島と名前がありますが、実際は島ではありません。景色がよく、坂手島・菅島・答志島・神島などが見え、晴れた日には知多半島・渥美半島もくっきりです。山自体が低く登山と呼べるものではありません。車を使えば15分です。それだけでは面白くないので、鳥羽市内の散策もしくは上記の日和山・樋ノ山と組み合わせても良いと思います。
地図を見ていただければ分かるんですが、下から登る一本松登山道は現在薮が凄くて使えません。北側の一般道を使ってください。車は図書館の駐車場に停めてください。隣には商工会議所の駐車場もあるので、停めても誰も何も言いません。もちろん料金無料。道を北東に向かい交差点を過ぎてどんどん山を登っていく。一般住宅地を過ぎ、ホテル街に入っていく。尾根に上がった頃から、北側の海が見える。景色は絶景。北側の島は坂手島です。坂手島は現在人口800人。「藤田緑の村」というバス停を過ぎ、道路最高地点に出る。そこには「高山」というバス停があります。そこを15mぐらい過ぎて行くと、道路の右側に小さな階段があります。そこが林道入口です。
そこから林の中に入ってフェンス沿いに進んで行きます。フェンスが終わりそのままどんどん進んでいく。右手に一段高くなったところがあり、そこが頂上です。三角点があり(何等かわからん)それが目印。展望は全然ダメ。頂上をそのまま西に向かうと上記で述べた一本松登山道なのですが、ここらへんはマムシが多いのでやめたほうが良いです。頂上から元の山道に戻り尾根沿いに進んで行くと、赤い屋根の別荘に出ます。ここからは浦村の海が見えるので、景色が良いです。別荘を突っ切って道に出れますが、別荘地の庭を歩かなければならないので、止めた方が良いでしょう。元の道に引き返してください。

写真は高山バス停付近の山道から撮影。手前に坂手島、奥に答志島が見える。

参考コースタイム 図書館前(40分850m)高山バス停(150m20分)頂上・・・あっと言う間だ。