距離 約6km  時間 約2時間。 宿浦浅間山(せんげんさん)は標高181.9m。田曽浦浅間山は174m。
基点は宿浦の港。バス停なら「宿裏」。車なら港か国道260号沿いの公園(何箇所かある)に停めてください。国道を北上して海岸沿いに歩く。途中から道が細くなり、くねくねと曲がります。登山口は別荘の入口で、「山頂観海荘」の看板がある。舗装された別荘地の中を進んで行く。別荘を抜け、雑木林の中を尾根道を進む。途中参拝者用の杖を置いてあるんだけど、判りにくいなあ。誰も使ってないみたい。道は舗装されてるので、迷う事はありません。途中で山道と合流してるが、それは宿浦の海禅寺へつながる登山道です。私はこの道はもっぱら下山の時に使ってます。NTTとNHKのアンテナがあり、その脇を越え山頂に至る。山頂の展望はありません。でも山頂下に、ここから田曽浦浅間山に行く途中に展望台があり、浜島御座方面がきれいに見える。先に記した海禅寺に抜ける登山道ですが、途中から畑道と合流しちゃうので、降りる分にはいいんだけど、登る場合は登り口がわかりにくくて、あんまりお勧めできない。私はこの畑道で迷いました。お寺の脇道ないしお墓の突き当たりから登るんだけど、表示がありません。途中からは「南勢テクテク会」さんが作られた表示があるので、それさえ見つければ登れます。
で宿浦浅間山山頂下の展望台から尾根を伝って、田曽浦浅間山に向かいます。高低差がほとんど無くてラク。すぐに途中分岐があり右は宿浦へ降りる道。左が尾根道。左を行く。すぐに田曽浦浅間山に着く。ここからの風景もいい。ここから降りていく。最後に石段を下ると国道260号にでる。出たところは、国道から田曽浦集落へ抜ける道の分岐点のところで、「浅間登山口」の石碑が建ってる。逆コースならここから登ってください。
この二つの浅間山だけだと時間が余るので、私はいつも大山(浜島)と磯笛峠をくっつけて一日コースにしてます。

参考コースタイム  宿浦港(約30分1.2km)別荘入口(約30分1km)宿浦山山頂(10分600m)田曽浦浅間山(20分600m)浅間登山口・国道(20分800m)宿浦港

距離 約1.5km。 時間 約1時間半。
標高156.5mの小さい山。バスなら「紫光下バス停」より西に向かって山側バイパスに行く。バイパスがT字路に行き着くと左へ進む。右は工事中で行き止まりです。でも工事は長らく中断したままなので、私はいつもここに車を停めてます。左へ曲がって50mですぐに右側に鳥居が建っており、「大山登山口」の看板が見える。ここからが登山口です。登山道はよく整備されていて、大変のぼりやすい。10分ほどで展望台に出ます。ここの標高は139m。南に御座の金毘羅山がきれい。ここから10分で神社の社に着く。社左脇を抜け、雑木林の中を進むと山頂に出る。山頂には山岳会さんのプレートが幾つかあり、それが目印。展望は全く無し。あっという間に登れます。山頂からはまだまだ奥へと赤テープが続いてます。これは磯笛方面へ出る道ですが、わかりにくいのでお勧めできません。
私はこれだけじゃ物足りないので、いつも後記の磯笛峠とくっ付けて、登ってます。その時は車は南海海浜公園に置いた方がいいでしょう。バスなら「南張バス停」です。ここから東に向かって磯笛峠を越えて歩きます。約3kmののんびりした散歩が楽しめます。塩鹿浜公園の交差点で左折して山側に入り、10分ほどで「大山登山口」に着きます。
参考コースタイム 紫光下バス停(10分500m)登山口鳥居(10分200m)展望台(10分200m)社(10分150m)山頂

山じゃないけど景色が絶景のこのコースを、是非とも歩いてください。車は南張海浜公園に置いてください。舗装された林道から遊歩道に入るのだが、どのコースからも登れます。表示や看板もしっかりしてるので、迷う事はありません。遊歩道終点の一番高い展望台からは見事な風景。
この奥につながる山道をしばらく進んで行くと、右手に木の茂った山があり、どうやらここが峠の山頂らしい。赤テープが付いており(但し見難い)それに沿って木を掻き分けていくと、一番高いとこに出る。でも表示も何にもないよ。景色も見えないよ。この磯笛峠の山の正式名称は「オバベタ山」と言うそうです。標高は128mです。
展望台から降りて、舗装された林道に戻り北上する。260号に出ればそこで折り返してもいい。そのまま国道沿いに歩いて浜島の町まで、遊歩道が続いてるので進んでもいい。塩鹿浜公園より信号で左折してバイパスに入り、10分程行くと「大山登山口」です。

参考コースタイム 南張臨海公園(30分1.5km)展望台(20分1.2km)塩鹿浜公園(30分1.4km)浜島の町の中心街

以上3つのコースですが、全てを合わせても15〜17kmぐらいで、一日で十分回れます。ほぼ国道沿いなので、バス停も多数あり便利です。私は時々MTBでこのコースを回ります。えっ、浅間山はですって?もちろん担いで登りますよ。漕いで登るよりも担いだ方がラクなんだもん。で帰りは温泉に浸かって帰る。町営の「奥志摩浜島温泉・みたびの湯」は350円で安いんだけど、土日祝日しかやってない。仕方が無いので平日は旅館に電話かけて、日帰り入浴OKのとこ探してます。昔は伊勢志摩は温泉の”お”の字も無かったのにねえ。ボーリングの技術ってのは凄いもんだ。しかし1kmも地面掘ったら地熱で湯は出るわな。

写真は宿浦浅間山の展望台から。ここでビールを飲むのはサイコーです。