伊勢神宮外宮前にある伊勢市観光協会で道を聞く。 外宮前から延びている県道32号線、通称御木本通りを南に走り、市立郷土資料館を越えてから2つ目の信号を右折、橋を渡る。 しばらく道なりに走ると、「養命の滝」の看板が見えた。 案内板に従って車を走らせる。 途中、伊勢自動車道を跨ぐ橋「養命滝橋」を越えた辺りでふいに道路舗装が途切れる。 ここから森の中を歩き出すことにする。 数分歩くと、道が左右に分かれている。 左の道は鼓ヶ岳への道、右の道は目指す養命の滝への道だ。 数分山道を歩いて、養命の滝に着く。 落差3mほどの小さな滝である。 事前に集めた情報では「ゴミだらけでうんざり」とのことだったが、地元の有志の方々が清掃して下さったのか、ゴミなどほとんど見当たらない。 それどころか、伊勢市内とは思えないほどの川の水の美しさに驚いた。 左側の細い方の滝に近づくと、ま新しい不動明王の祠があった。 この滝もかつては修験者達の修行の場であったのだろうか。
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