奈良県山添村の滝(1)


八柱神社の滝

松阪から国道23号線を北上し、津市雲出本郷交差点を左折、国道165号線を走る。八柱神社の滝
青山峠を越えて名張市に入り、倉持町原出の信号交差点を右折して国道368号線を進む。
桔梗が丘西信号交差点を左折、突き当りをすぐ右折して県道782号上笠間八幡名張線に入り、中山宮を越えた辺りで右折して県道80号奈良名張線を走る。
次のY字路では道しるべに従って左折し、山添村岩屋地区に向かう。
岩屋の集落に入ると、左手に八柱神社が見えた。
車を路肩に停め、参道を通って神社に参拝する。八柱神社の滝
八柱神社とは各地に数多いが、スサノオとアマテラスの八柱(註.柱は神様を数える単位)の子を祀った神社のことである。
神仏混淆の時代、スサノオは、同じく8人の子を持つ仏教の牛頭天王と同一視されていたという。
そのことを考えると、明治以前この神社は寺でもあったと考えるのが自然であろう。
水音に導かれるまま神社の正面を降り、右に曲がると、八柱神社の滝である。
滝を拝む。
落差5m程の美しい直瀑である。
ふと滝の右側を見ると、二童子を従えた不動明王の像が安置されてあった。
横の石碑には種字と「不動明王」の文字が彫り込まれてある。不動明王と二童子
この滝もかつては修験の修行の滝であったのだろうか。
(2004年11月21日)


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