松阪から国道42号線を南下し、中万町北信号交差点を右折して滝方面へ向かう。 この道はかつて国道42号線であったが、現在は県道160号多気八太線と名前を変えている。 相可信号交差点を右折して県道421号勢和兄国松阪線を進み、多気町鍬形地区に入ると、左に注連縄とわらじのくくりつけられた、仏足跡碑が見える。(右下写真) 車を路肩に停め、石碑の奥へと続く不動堂参道を登っていく。 境内に足を踏み入れると、左奥に不動滝が落ちているのが見えた。 「不動尊」の看板のかかる本堂に参拝し、滝を拝む。 落差5m程の美しい直瀑である。 境内には修験道の開祖・役の行者の石碑が祀られていた。 傍らの木札には種字と共に「不動尊さまの化身」と書かれている。 この滝もまた、修験者達の修行の場であったようである。 (2004年12月9日) |