奈良県曽爾村の滝(1)


塩井不動滝(下の滝)

松阪から国道166号線を西進し、飯南町粥見北信号交差点で右折して国道368号線に入る。塩井不動滝(下の滝)
奈良県との県境を越えて御杖村に入り、敷津(しきつ)の信号交差点を左折して国道369号線を進む。
「御杖高原牧場」の看板のところで右折して農免道路を走ると、ほどなく曽爾村(そにむら)に着いた。
塩井集落に入り、法京橋を越えてすぐ右の小道へ曲がって、東浦橋近くの路肩へ車を停める。
東浦橋まで戻って、塩井川右岸沿いに伸びている林道を300mほど歩く。
林道終点手前で左に折れ、10mほど急坂を登った後、取水用の黒いビニールパイプに沿って右に曲がる。(林道終点からも踏み跡が伸びているが、途中で行き止まりとなった)塩井不動滝(下の滝)
不動尊への参道を兼ねた杣道のようで、良く整備された山道である。
右下に覗く美しい滑床や小滝(下の写真)を楽しみつつ、10分ほど歩くと、岩壁に銀色のハシゴが立てかけてあるのが見える。
飛び石伝いにハシゴの奥へと進んでみると、そこに不動滝が落ちていた。無名滝
落差4m程の豪快な直瀑である。
土地の古老以外まったく知られていない滝ということで、期待していなかったが、なかなかの佳滝であった。


塩井不動滝(上の滝)

塩井不動滝(上の滝)下の滝からハシゴのところに戻り、上の滝を目指す。
先ほどまでとは打って変わってハードな道のりである。
潅木や取水パイプを掴んで強引に登りきると、そこに上の滝が落ちていた。
土地の古老の話では、この滝の右岸に不動尊が祀られていると言う。
下の滝と同様、落差4m程の美しい滝である。
(2004年11月1日)

塩井不動滝(上の滝)
塩井不動滝(上の滝)


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