松阪から国道42号線を南下し、和歌山県新宮市に入る。
橋本信号交差点を右折して国道168号線を進み、相賀橋北交差点で左に曲がって県道230号高田相賀線を走る。 車一台通るのがやっとの桑ノ木橋を渡り、広場に車を停めると、滝への遊歩道が続いていた。 道しるべに導かれるまま15分ほど良く整備された遊歩道を歩くと、桑ノ木の滝である。 この滝は小さいながらも幅広の美しい滝であり、日本の滝百選にも選ばれている。 ただ、水量の少ない時は見栄えが良くないとのことだったので、台風一過の大水量の日を選んで訪瀑することにした。 ところがいざ滝に着いてみると、余りの水量の多さに近付くこともままならない水しぶきである。 滝近くで谷は左に屈曲しているので、下がって撮る訳にも行かない。 時刻は夕方の3時頃であったが、幸いちょうど滝に光が当たっていた為、レンズを拭いつつ数枚の写真を高速シャッターで撮ることが出来た。 後日また程々の水量の折に再訪することにし、桑ノ木の滝を後にすることにした。 (2004年6月22日) |