これまで何度も宮川村に足を運んでいるが、まだまだ宮川村にはたくさんの滝がある。 いつものように宮川村に入り、国道422号線を西に進む。 「崩壊の危険あり」という八知山トンネルを迂回して再び422号線にもどり、数分走ると、大熊谷出合いにある丸西産業のセメント工場が見えた。 右折して大熊谷林道に入る。 1km少々走ると、不動滝のある谷の目印である広場に出る。 車を降りて辺りの景色を眺めると、そこは国道から2〜3分の距離でありながら、まさに熊が出てもおかしくは無い秘境である。 目指す不動滝は、この大熊谷へ注ぐ支流の谷にあるという。 川原に降りて大熊谷を飛び石伝いに渡り、滝のある谷の前に着く。 向かって右側(左岸)から山に入ると、明瞭な踏み跡を見付けた。 しばらく踏み跡をたどると、虎縞のロープが対岸にあるのが見える。 ここで谷を飛び石伝いに左側(右岸)に渡り、なおも進む。 20分ほど歩くと、腰折れ滝が見えた。 落差20m程の、ニ段になった斜瀑である。 30分ほどこの腰折れ滝のそばで過ごした後、上流にある不動滝を目指す。 |