尾鷲市の滝(2)


女王の滝

国道42号線坂場信号交差点から、国道425号線へ入る。女王の滝
(松阪方面から来た場合は右折、尾鷲・熊野方面から来た場合は左折である。)
途中クチスボダムの横を通り、坂場交差点から20キロ程の所にあった八幡トンネルを越えると、「女王滝入り口1800m」の看板が見えた。
路肩に車を停め、車止めゲートの脇から林道に入る。
林道は所々荒れてはいるが、アルファルト舗装が施されており、通過は非常に容易である。
山肌から水が落ちて林道上に浅い水溜りを作っているところには、数匹のカラスアゲハが、群れをなして水を飲んでいた。女王の滝
林道脇を流れる古川の美しさを堪能しつつ20数分歩くと、女王の滝に着く。
落差25m程の、水量の多い滝である。
深く澄んだコバルトグリーンの滝壷が美しい。
女王の滝とは珍しい名前だが、滝横の看板によれば、平家滅亡のとき平家方のある女王がここに逃れてきたからだとも、また南北朝時代に南朝方のある皇子がここに逃れてきたからだとも言われているようである。
滝の全景を捕らえられるスポットが無いかとあちこちを歩き回ったが、草木が邪魔をして、どうも良い展望が望めないのが、少々残念であった。女王の滝


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